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総務省の“変な人”募集再び 採択者に上限300万円支援、「Ruby」まつもとゆきひろさんなどが助言
総務省の「変な人」募集が今年度もスタート。採択者には上限300万円の研究開発費を支援するほか、各界で活躍する「スーパーバイザー」による助言が受けられる。
総務省は5月15日、ICT分野でチャレンジングな技術課題に挑戦する個人を支援する「異能vation」(いのうベーション)、通称「へんなひと」プログラムについて、2015年度の募集を始めた。10人程度を採択し、上限300万円の研究開発費を支援するほか、各界で活躍する「スーパーバイザー」による助言が受けられる。応募は6月25日まで。
「破壊的な地球規模の価値創造を生み出すため、奇想天外でアンビシャスな技術課題に挑戦する個人」を募集。義務教育修了者で、日本国籍を持っている人か日本への永住を許可されている外国人なら誰でも応募できる。他薦も可能だ。
採択されると、上限300万円の研究開発費を最長1年間支援するほか、各界で活躍する「スーパーバイザー」による助言・評価が受けられる。経費や物品の管理などの事務作業は事務局がサポートする。
スーパーバイザーには「Ruby」開発者のまつもとゆきひろさん、ロボットクリエイターの高橋智隆さん、映画監督の三池崇史さんなどが名を連ねている。
「異能vation」は昨年度に始まった取り組み。昨年度は「ヒト型ロボットに眼力(めぢから)を与えるための研究」「全自動お絵描きプログラム」など個性的な研究が採択されている。
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