ヤフーは5月21日、親会社・ソフトバンク社長の孫正義氏が会長を退任し、ソフトバンク バイスチェアマンのニケシュ・アローラ氏に交代する人事を発表した。孫氏は取締役にはとどまる。
ヤフーは同日の取締役会で、「監査役会設置会社」から「監査等委員会設置会社」に移行することを決議。6月18日の株主総会での承認を経て正式に決定する。これに伴い、株主総会に付議する役員人事も決議した。宮坂学社長は留任する。
アローラ氏は元Google幹部で、昨年9月にソフトバンクに入社。6月にソフトバンクの代表取締役副社長に昇格する予定で、孫氏はアローラ氏を実質的な“後継者”に指名している。
また新たに、米Yahoo!のケネス・ゴールドマン氏を社外取締役に迎えるなど、米Yahoo!との連携をさらに強めるとしている。
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「世界のソフトバンクに生まれ変わる」と孫社長は宣言。元Google幹部のニケシュ・アローラ氏を代表取締役副社長に昇格させ、実質的後継者に指名した。
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