「自然な会話」できるロボ タカラトミーとドコモが開発 「しゃべってコンシェル」活用
対話ロボット「OHaNAS」(オハナス)をタカラトミーとNTTドコモが発売。スマートフォンやタブレットと経由でクラウドプラットフォームと接続することで、自然な会話を可能にした。
タカラトミーとNTTドコモは6月4日、自然な会話ができるという対話ロボット「OHaNAS」(オハナス)を10月1日に発売すると発表した。1万9800円(税別)。スマートフォンやタブレットと経由でクラウドプラットフォームと接続。クラウド上のデータなどを活用し、ちょっとした疑問に答えたり、ジョークを言ったり、雑談相手になったり、晩ご飯の献立を一緒に考えてくれたりする。
ドコモのパートナー向けクラウドプラットフォーム「自然対話プラットフォーム」を活用。話しかけるだけで情報を調べて教えてくれる「しゃべってコンシェル」の技術に加え、同音異義語などでも文脈を読み取り、最適な会話ができる「文章正規化機能」、ニュース・天気などの情報を取得し、リアルタイムな情報を反映した会話ができる「外部コンテンツ利用機能」などを装備した。
例えば、ユーザーが「シアトルは今何時?」と話しかけると「シアトルの今の時刻は6時30分です」と答えるなど知りたいことに回答したり、オハナスが「週末はどこに行くんですか?」と尋ね、ユーザーが「秋田だよ」と答えると、オハナスが「秋田美人って、やっぱり肌が白いから美人にみえるのかな」と答えたり、オハナスとユーザーがしりとりなどのゲームを楽んだりできる。
サイズは160(幅)×160(高さ)×160(奥行き)ミリ。単2形アルカリ乾電池×3本(別売り)で駆動する。
ドコモは同プラットフォームを、自動車や家電などとのコミュニケーション向けに推進していく。
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