着られなくなった子ども服をユーザー同士で交換できるWebサービス「mycle」スタート
サイズの合わなくなった子ども服を箱単位で交換できるWebサービス「mycle」がスタートした。
サイズの合わなくなった子ども服を箱単位で送り、欲しいサイズのものと交換できるWebサービス「mycle」をVONOVOがスタートした。寺田倉庫が運営するクラウド収納サービス「minikura」の仕組みを活用する。
着られなくなった子ども服を5着以上まとめて送ると「子ども服交換チケット」がもらえ、Webサイト上で他のユーザーから寄せられた衣類が7〜13点入った「子ども服の箱」と交換できる。男女別、サイズ別で分けられており、箱の中身も1点ずつ写真を掲載する。
箱の取り出しには送料として別途800円(税込)が必要。チケットとの交換だけでなく、箱単位で購入することもできる。衣類に返却の必要はないが、子どもの成長に合わせて再出品も可能だ。
衣類を送るとチケットが付与されるのは月額1200円(税込)の有料会員のみで、無料会員の場合は送った衣類に応じてポイントがたまり、チケットと引き換える仕組み。有料会員は衣類を提供しなくても、月に1枚無料でチケットを利用できる。
寺田倉庫の個人向け収納サービス「minikura」のシステムを利用しており、ユーザーが衣類を送る際はサイズごとにまとめて紙袋やダンボールに入れ、集荷(送料無料)を頼むだけで済む。到着後、倉庫スタッフが検品、撮影し、Webサイト上に1品ずつ写真が掲載される。
昨年11月に実施した「minikura」を活用したビジネスプランコンテスト「minikura presents 日本アカルミー賞2014」のグランプリ案を事業化した。同社はこれまでも、フィギュアコレクター向け「魂ガレージ」、アニメグッズ保管「アニメイトコレクション」など、他社との共同事業を積極的に展開している。
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