サイバーエージェントの100%子会社・WAVESTが運営するバイラルメディア「BUZZ HOUSE」が6月末で終了した。「WAVESTが事業転換を行い、新たに始めるSNSマーケティング事業にリソースを集中させるため」(サイバーエージェント広報・IR室)としている。
BUZZ HOUSEは「おもしろ画像・衝撃動画・気になるまとめなどを世界中から集めたバイラルメディア」として2014年にスタート。同年9月には月間2000万ページビューを突破したと発表していた。
同年12月には、「自分の顔写真がBUZZ HOUSEの宣伝バナー広告に無断で使用された」と指摘を受け、同社がバナーを削除し、謝罪するという騒動もあった。
バイラルメディアをめぐっては、著作権侵害に関連する騒動や記事削除、閉鎖が相次いでいる。サイバーエージェントが運営する「Spotlight」では今年4月、ライターが一般ブロガーの写真を盗用して記事を執筆・掲載し、本人からの指摘を受けて削除するという騒動もあった。
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