スマートニュースは7月9日、ニュースリーダー「Crowsnest」(クロウズネスト)のサービスを7月15日に終了すると発表した。安定的なサービス提供が難しいと判断したため。
Crowsnestは、ニュースアプリ「SmartNews」着想前に、同社共同CEOの浜本階生氏が個人で開発し、2011年10月3日に公開した。「自分が使って便利なものを」と開発し、Twitterと連携したパーソナライズ機能や未読・既読管理機能、タブのカスタマイズ機能などを備えていたが、思うように支持を広げられなかったという。
後にスマートニュース共同創業者となる鈴木健氏と浜本氏が議論した結果、「自分だけでなく、誰にとっても便利なものを」提供すべくSmartNews開発に舵を切った。それ以降も3年以上にわたってCrowsnestを運用してきたが、「安定的なサービス提供は難しい」と終了を決めた。
関連記事
- スマートニュース、グリーなど既存株主から12億円調達 グローバル事業強化
スマートニュースが既存株主から総額12億円の資金調達を実施。ニュースアプリ「SmartNews」のグローバル事業を強化する。 - 「SmartNews」日米1000万ダウンロード突破 150カ国で「インターナショナル版」公開
「SmartNews」が日米で1000万ダウンロードを突破。世界150カ国向けに「インターナショナル版」も公開した。 - ニュースアプリ利用率、「Yahoo!ニュース」が他を圧倒 満足度は「SmartNews」トップ
ICT総研の調査によると、ニュースアプリ利用率1位は「Yahoo!ニュース」で、2位以下を大きく引き離した。「Gunosy」は利用率で2位につけたが、満足度は低かった。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.