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ソニーモバイルとZMP、空撮用ドローンで協業 新会社設立、産業用に展開へ
ソニーモバイルコミュニケーションズとZMPは、ドローンによる撮影と画像データ処理を組み合わせた産業用ソリューションの開発・提供に向けて協業する。
ソニーモバイルコミュニケーションズとZMPは7月22日、自律型無人航空機(ドローン)による画像撮影と、クラウドによる画像データ処理を組み合わせた産業用ソリューションの開発・提供に向けて協業すると発表した。8月初旬に合弁会社「エアロセンス」を設立し、2016年から法人向けにサービスを提供する。
ソニーのカメラやセンシング、通信ネットワーク、ロボット技術と、ZMPの自動運転やロボット技術、産業分野へのビジネス経験をいかし、測量、調査、管理、点検などのトータルソリューションを開発する。
新会社「エアロセンス」(東京都文京区)の資本金・資本準備金はそれぞれ1億円で、ソニーモバイルコミュニケーションズが50.005%、ZMPが49.995%出資する。代表取締役はZMPの谷口恒社長が務める。
ソニーモバイルがInternet of Things(IoT)市場を見すえて展開している新規事業の創出の一環。ZMPは自動運転技術の展開を空に広げ、新たなサービスの創出を目指す。
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