Microsoftが9月に発表するLumiaは5.2/5.7のハイエンド2モデル?
Microsoftはスマートフォン事業をリストラしているが、9月にはハイエンドに絞ったLumiaシリーズ端末を2モデル発表するとみられている。
米Microsoftが9月に発表するとうわさされているLumiaシリーズの新スマートフォンはハイエンド2機種のみ──。Microsoftの動向に詳しいメディア、米Windows Centralは7月23日(現地時間)、複数の情報筋から集めたとして新モデルのスペック予想を披露した。
Microsoftは9日、スマートフォン事業での大規模リストラを発表したが、サティア・ナデラCEOはオリジナル端末の発売から撤退するわけではないと説明した。
Microsoftは9月に独ベルリンで開催の家電見本市「IFA 2015」で新Lumia端末を発表するとみられている。Windows Centralによると、5.2インチの「Talkman」と5.7インチの「Cityman」(いずれもコードネーム)で、発売は10〜11月になるという。モデル名は「Lumia 950」と「Lumia 950 XL」ではないかとしている。
上位モデルのCitymanは、WQHD OLEDディスプレイでプロセッサは8コアのSnapdragon 810、RAMは3Gバイト、ストレージは32Gバイト、メインカメラは2000万画素、インカメラは500万画素、バッテリーは3300mAhでQi無線充電をサポートし、ポートはUSB Type-C。かなりハイスペックだ。別売でSurfaceのものと同様のスタイラスとスマートカバーも用意されるという。
6月の時点では、これらのハイエンドの他に、廉価版4モデルも開発中とうわさされていたが、このうち3モデルの開発は打ち切られたという。
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