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孫社長の“後継者”アローラ氏、約600億円相当のソフトバンク株を市場で買い付けへ
ソフトバンクグループは、副社長のニケシュ・アローラ氏が個人で、約600億円分の同社株を買い付けると発表した。
ソフトバンクグループは、副社長のニケシュ・アローラ氏個人が約600億円分の同社普通株式を市場内取り引きで買い付けると発表した。アローラ氏を事実上の継者に指名している孫正義社長は「私と共にソフトバンクグループの将来性に賭ける決断をしたことを喜ばしく思う」とコメントしている。
買い付けは6カ月間にわたって行う予定。同社の各取締役に買い付けは報告しており、全面的な支持を得ているという。
アローラ氏は「私のこれからのコミットメントを示すものとして、個人としてもソフトバンクグループの将来性に賭け、孫社長とともにビジョンの方向性を確かなものにするために決断した買い付けは大きな取引で、自分の人生に再度大きなリスクを背負うことになるが、当社の将来とわれわれが掲げた長期的事業目標については非常に大きな自信を持っている」とコメント。
孫社長は「ニケシュが、私と共にソフトバンクグループの将来性に賭ける決断をしたことを喜ばしく思う。私のビジョンと彼のビジョンは一致しており、今後数十年にわたってソフトバンクグループを持続的な成功へ導けるよう共に働いていく。適切な時期がくれば、彼には事業を引き継いでもらうことを期待しています」とコメントしている。
ソフトバンクグループの時価総額は約9兆円。孫社長が19.26%を保有する筆頭株主。
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