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DeNA、個人間で車を貸し借りできるカーシェア「Anyca」を開始
DeNAは9月9日、車の持ち主と借りたい人をマッチングするサービス「Anyca」を開始した。料金は車の所有者が設定でき、1日単位の自動車保険なども用意。
ディー・エヌ・エー(DeNA)は9月9日、CtoC(消費者−消費者間)カーシェアサービス「Anyca(アニカ)」を開始した。スマートフォンの専用アプリを通じて、自分の車を貸したい人と、車を借りたい人をマッチングする。
車の持ち主は、専用アプリで貸し出す時間や車の詳細を事前登録。車を借りたい人は場所や日時、車種などで登録情報を検索し、借りたい車の持ち主に「予約リクエスト」を送信。持ち主が承認すれば、予約が成立する仕組みだ。
ドライバーが支払う料金は車の持ち主が設定(自動車保険料が別途必要)。DeNAの手数料10%を差し引いた残りが持ち主に支払われる。車登録時の車検証審査、1日単位の自動車保険、24時間体制のカスタマーサポート――など、安心して利用してもらうためのサービスも用意している。
引き渡しの円滑化のため、スマホで車を解錠・施錠する「スマートキー機能」を搭載した専用デバイスを開発中。来月から一部のオーナーを対象に、試験的に無料レンタルを始める予定だという。
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車のラインアップには、スポーツカーや高級車のほか、漫画やアニメのキャラクターを塗装した“痛車”など、「一生に一度は乗ってみたい車」もそろえているという。
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