ゲーム日本一を決める「闘会議GP」 地方予選が福岡からスタート
「スプラトゥーン」「パズドラ」などの日本一を決める「闘会議GP」の予選大会が9月13日、福岡でスタートした。11月まで全8カ所を巡り、来年1月の全国大会への出場者を決定する。
来年1月に開催されるドワンゴによるゲームの祭典「闘会議2016」(千葉・幕張メッセ)。2度目の開催となる今年は、同イベント内で行うゲーム大会「闘会議GP」に向け全国8カ所で地方予選を行い、各地の精鋭が集合する。9月13日には皮切りとなる1カ所目の予選が福岡市で開かれ、「スプラトゥーン」などで熱戦を繰り広げた。
闘会議GPは、ゲームイベント「闘会議2016」内で開催予定のゲーム大会。格闘、パズル、音楽、スポーツなどさまざまなジャンルで40大会以上を開催し、賞金・賞品総額1億円以上を見込む大イベントだ。
本戦に向けた予選として、11月までに北海道から九州まで全国8カ所で地方大会を実施する。「スプラトゥーン甲子園」「パズドラ インターナショナル チャンピオンシップ」「あっちむいてホイ!日本最強決定戦」――と、3つのゲームを対象に、各地の成績優秀者を本戦に招待する。
13日に福岡市で開いた九州地区大会は、全国大会行きの切符をかけた予選の1カ所目。「優勝を狙う!」と意気込む猛者から、友達同士、カップル、家族連れまで、幅広い層の参加者が訪れ、白熱した試合を繰り広げた。
メインイベント「スプラトゥーン甲子園」は、トラック「イカス号」荷台の特設ステージで実施。4人1組・全40チームが出場し、予選1回戦から決勝まで40試合以上が行われた。ステージ前の観客席は立ち見が出るほどの盛況ぶりで、目まぐるしく攻守が入れ替わる試合展開に歓声が上がった。
大会の最後で、ニコニコ動画の“運営長”こと中野真さんは「ずっと続けていけば、来年1月にはもっとすごい戦いが見られるのでは……と今回で確信した。残る会場も盛り上げていく」とコメントし、残る7カ所で行われる熱戦に期待を寄せる。第2回・関東地区大会は9月19日に「東京ゲームショウ」(幕張メッセ)内で開催する。
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