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スマホに“カセットを差して”遊ぶ「ピコカセット」プロジェクト始動
スマートフォンに“カセットを差し込む”ことで遊べるゲームプラットフォーム「ピコカセット」のプロジェクトが始まった。
サイバーエージェント子会社で、写真アプリ「My365」などを運営するシロクと、IoT(Internet of Things)ベンチャーの米Beatrobo(浅枝大志代表)は、スマートフォンに“カセットを差し込む”ことで遊べるゲームプラットフォーム「ピコカセット」のプロジェクトを始めた。来年春の開発完了を目指し、クラウドファンディングで資金を集める。
スマートフォンにゲーム本体機能をインストールした上で、ゲームデータを保存したカセット型のソフト「ピコカセット」をイヤフォンジャックに差し込むことでゲームを楽しめるプラットフォーム。有名ゲームのリバイバルや既存ゲームとのコラボ、完全新作ゲームの開発を進めているという。
イヤフォンジャックを通してさまざまなコンテンツを楽しむBeatroboの特許技術「PlugAir」を活用してサービスを設計。クラウドファンディングを通じ、ゲームカセットのデザイン・製造、スマホ内にインストールするゲーム本体機能の提供を行う予定だ。
ターゲットは、ファミコンなどに熱狂した30代以上。「少年ごころを持ったアラサーオーバー世代に向けて送るおもちゃプロジェクト。古きゲームカセットたちをスマホ時代となった現代に復活させ、全く新しいゲームプラットフォームを構築する」としている。
ピコカセットは、9月17日〜20日に開かれる「東京ゲームショウ2015」(千葉・幕張メッセ)に出展する。
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