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ソニーのVR HMD、正式名は「PlayStation VR」に

SCEがVRシステムの商品名を「PlayStation VR」に決定。発売に向けコンテンツ開発を進めているという。

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 ソニー・コンピュータエンタテインメントは9月15日、2016年上半期の発売を目指す仮想現実(VR)システムの商品名を「PlayStation VR」に決めたと発表した。従来「Project Morpheus」と読んでいたもので、専用ヘッドマウントディスプレイ(HMD)と対応ソフトの組み合わせにより没入感のある世界を楽しめるのが特徴。

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 HMDとプロセッサーユニットで構成する。HMDのディスプレイは5.7インチ有機ELパネルを採用。解像度は1920×1080ピクセルで、左右の目にそれぞれ960×1080ピクセルの映像を表示する。リフレッシュレートは120/90Hz、視野角は約100度。

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今年3月に発表した新型の試作機。正式版ではデザインが変わる可能性がある

 加速度センサーとジャイロセンサーを搭載し、PlayStation Cameraを使って頭部の動きを認識・トラッキングすることで映像を360度全方向に見渡すことが可能になっている。独自の3Dオーディオ技術も搭載し、仮想空間内の音響も連動して変化するという。DUALSHOCK 4、PlayStation Moveを使ってゲーム操作も可能だ。

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マジカルミライにも出展された、セガによるVR初音ミク=デモ動画より

 対応コンテンツはソフトメーカー各社とSCEワールドワイド・スタジオが開発を進めているという。デモ動画では、セガによる初音ミクのVR版や「サイバーダンガンロンパVR 学級裁判」(スパイク・チュンソフト)などが公開されている。

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