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ヤフーグループで“ステマ記事”発覚 「Yahoo!映像トピックス」「スポーツナビ」など7媒体
ヤフーとグループ会社が運営する7媒体で、広告表記のない記事広告を掲載する、いわゆる“ステマ記事”があったことが、自主調査で判明した。
ヤフーは、同社とグループ会社で、広告表記のない記事広告を掲載する、いわゆる“ステマ記事”があったことが、自主調査で判明したと発表した。「Yahoo!映像トピックス」や「スポーツナビ」など7媒体で、ステマ記事を配信していたという。
ステマ記事を配信していたのは、「Yahoo!映像トピックス」「スポーツナビ」のほか、「Yahoo!ロコ」「carview!」「みんカラ」「TRILL」「Yahoo!BEAUTY」。該当記事は削除するか、広告(PR)であることを表記したという。
「Yahoo!ロコ」「TRILL」「スポーツナビ」の3媒体では、ステマ記事が「誤って」(同社)外部メディア運営会社に配信されていたことも判明した。外部メディア運営会社に連絡し、該当記事の削除や広告表記記載の相談を行っているという。
再発防止に向け、社員教育の再徹底、編集記事の確認や管理などを行うとしている。
ヤフーは、他社から記事提供を受けて運営しているニュースサイト「Yahoo!ニュース」でステマ記事を排除・撲滅すると、7月30日に宣言。同日、「マイナビニュース」など3媒体との契約を解除したことを明らかにしていた。
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