ニュース
「ソニービデオ&サウンドプロダクツ株式会社」発足 「ウォークマン」など引き継ぎ
ソニーが「ウォークマン」などを担当するビデオ&サウンド事業を分社化した「ソニービデオ&サウンドプロダクツ株式会社」が10月から営業開始。
ソニーは9月29日、「ウォークマン」シリーズや Blu-ray Discプレーヤーなどを担当するビデオ&サウンド事業を分社化した100%子会社「ソニービデオ&サウンドプロダクツ」を10月1日に営業開始すると発表した。
新経営方針のもと昨年分社化したテレビ事業に続き、利益重視の経営を目指して各事業の自立性を高めるのが狙い。新会社ではハイレゾオーディオなどの高付加価値戦略を進め、ビデオ&サウンド事業の経営体質の強化を図るという。
資本金は1000万円。代表取締役社長はテレビ事業子会社・ソニービジュアルプロダクツ代表取締役社長の高木一郎氏が兼任する。
関連記事
- ソニー、「ウォークマン」も本体から切り離し ビデオ&サウンド事業を分社化
ソニーが「ウォークマン」などを担当するビデオ&サウンド事業を分社化へ。収益確保に向け事業の自立性を高めるため、各事業の分社化を順次進めるという。 - ソニー、ゲーム&ネットサービスなど成長領域に 規模追わず収益性重視、分社化推進
ソニーの新中期計画では、一律に規模を追わず収益性を重視する方向に転換。ゲーム&ネットワークサービス事業やデバイス事業を成長分野とする一方、テレビや携帯は利益確保を最優先に掲げる。各事業の分社化も進めていく。 - ソニーモバイルの十時CEO、「決してモバイル事業から撤退しない」──海外メディアインタビューで
ソニーモバイルコミュニケーションズの十時裕樹社長兼CEOがArabian Business.comのインタビューで、IoT時代に向けて「現在のモバイル事業を売却したり撤退することは決してない」と語った。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.