NTTドコモは9月30日、国内通信事業者では初となるVoLTE(Voice over LTE)の海外対応を10月7日に始めると発表した。第1弾として韓国で導入し、対象国/地域を順次拡大していく。
ドコモのVoLTEは、LTEネットワーク上で高品質な通話ができるサービスとして昨年6月にスタート。今年8月末時点で国内1000万台以上の端末で利用されているという。
韓国では現地キャリア最大手のKT Corporationと協力。LTEのデータローミングサービスをVoLTEに活用できる「S8HR」(S8 Home Routed)方式を採用し、ドコモの対象機種であれば、日韓間と韓国内で国内と同じ品質で通話やビデオコールを利用できるようにする。
スタート時の対象機種は、ドコモが10月以降発売するスマートフォン冬春モデルのうち以下の9機種。
- arrows Fit F-01H
- XperiaTM Z5 SO-01H
- AQUOS ZETA SH-01H
- Galaxy Active neo SC-01H
- XperiaTM Z5 Compact SO-02H
- XperiaTM Z5 Premium SO-03H
- arrows NX F-02H
- AQUOS Compact SH-02H
- Disney Mobile on docomo DM-01H
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