ファン3万人待望の「エヴァスマホ」 初号機イメージ、その出来栄えは
セブン-イレブンが「エヴァンゲリオン」20周年を記念し、SIMロックフリーのスマートフォンを発売する。3万人のファンの意見を基に開発し、期待に応えるデザインに仕上げたという。
セブン-イレブン・ジャパンは「エヴァンゲリオン」20周年を記念したSIMロックフリースマートフォンを11月2日に発売する。都内で開かれた発表会には、“エヴァ好き”のDAIGOさん、加藤夏希さんが登場。レイ、アスカ、カヲルの等身大フィギュアも披露された。
スマホは3万台の限定発売で、価格は8万4240円(税込)。3万人のファンのアンケートを基に、初号機をフィーチャーしたメタリックカラーに仕上げ、ホログラムの初号機が浮かび上がるデザインだ。背面カメラの上部には「20th Anniversary」のロゴを配し、サイドボタンはオレンジ色――など細部までこだわった。DAIGOさんは「ファンの要望がフルに生かされている」と絶賛する。
電池残量は「シンクロ率」のゲージをイメージし、標準時の都市名は「TOKYO-III」(第3新東京市)と表記する。本体とは別に、加藤夏希さんが「初号機の装甲を切り取ったみたい」と評した専用ケースも付属する。
全365種類の壁紙を用意し、そのうち12種類はスタジオカラーのアニメーターが描き下ろした限定デザイン。デフォルトでは9種類しか選べないが、アプリ「365EVAWALL」を通して、毎日新しい壁紙が1枚ずつ追加されるという。発表会では、アニメのワンシーンや「ぷちえう゛ぁ」などの壁紙が先行公開された。
新劇場版で使われている効果音21種類以外に、要望が多かったレイ、アスカ、ミサト、ペンペンの音声34種類を新たに収録する。ミサトの着信ボイス「朝よ、起きなさい!」を聞いたDAIGOさんは「シンジくんの気分になれる」と興奮気味だった。
スマホの発売に合わせ、レイ、アスカ、カヲルの等身大フィギュアも10月31日から発売する。それぞれ15体限定で、価格は172万8000円(税込)。高さは158センチ(レイ)、157センチ(アスカ)、166センチ(カヲル)、重さは約35キロ。
セブン-イレブンは「エヴァンゲリオン」とのコラボ企画で、初号機の人間サイズのフィギュア、スポーツカー「エヴァンゲリオン オロチ」を限定発売し、いずれも高額ながら完売。等身大フィギュアの発売につながった。
加藤さんは「ファンの気持ちに常に応えるエヴァが今回もやってくれた」とコメント。DAIGOさんは「興奮しすぎて“暴走”してしまいそう。これからもファンとして楽しませてもらいたいし、盛り上げたい」と、今後の展開にも期待を寄せた。
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