任天堂は、初のスマートフォン向けゲームアプリを10月28日の決算発表会で発表するかもしれない。米Wall Street Journal(WSJ)がアナリストの予測として報じている。
任天堂は今年3月、同社のIP(知的財産:ソフトやキャラクター)を使ったアプリ開発でディー・エヌ・エー(DeNA)と資本・業務提携。「マリオ」などの強力なIPを使ったゲームアプリを投入する計画を明らかにしている。WSJの記事によれば、同社はアプリの具体的な内容や提供時期を、28日の中間決算発表会か翌日の投資家向け戦略説明会で明らかにする可能性があるという。
同社はDeNAとの提携に続き、10月には「Ingress」「Pokemon Go」を手がける米Nianticに出資している。米投資銀行のアナリストはWSJの記事で、任天堂のNianticやDeNAとの提携は、同社がモバイルゲームを試験的なプロジェクトとして捉えていない証拠だとして「新たな中核事業に育てていくつもりだろう」との見方を示している。
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