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レッシグ教授、大統領選出馬を断念 候補者ディベート参加ルール変更が「実質的な締め出し」
2016年の米大統領選出馬を表明していたローレンス・レッシグ教授が撤退を表明した。
2016年の米大統領選挙出馬を表明していた米ハーバード大のローレンス・レッシグ教授が11月2日(現地時間)、撤退を表明した。
クリエイティブ・コモンズ提唱者でもあるレッシグ教授は、資金調達を始めとする政治システムの改革を掲げ、8月に出馬意向を表明。クラウドファンディングで選挙資金を募り、9月までに100万ドルを集め、民主党指名候補争いに参戦した。
撤退の大きな理由として挙げているのが、民主党内の候補者ディベートへの参加資格ルールの変更だ。当初の参加資格であった「3つ以上の調査で1%以上の支持率を獲得」を目指し、11月14日のディベートに向け支持・認知拡大を図り、実際に達成してきたが、新たに「ディベート当日の6週間前までに」という規定が追加された。
10月から本格的に政治活動をスタートしたレッシグ陣営にとっては「時間をさかのぼらない限り不可能な条件」「実質的に締め出されている状況」であり、「民主党員の前で直接訴える機会が得られないまま、支持者や家族、チームの支援を求め続けることはできない」と、撤退に至ったという。
出馬は断念するが、政治制度改革には今後も意見し、取り組んでいくという。
経緯については自らのブログやビデオでも説明している。
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