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三重・鳥羽市から現役海女アイドル「とばぁば」デビュー “日本一海女の多いまち”をアピール
三重県鳥羽市からご当地アイドル「とばぁば」がデビュー。現役の海女2人組ユニットが「日本一海女の多いまち」をPRする。
三重県鳥羽市公認の現役海女アイドルユニット「とばぁば」が、12月16日にシングル「We are the とばぁば!」でデビューすることが発表された。「日本一海女の多いまち」という同市をアピールする。
「とばぁば」は伊勢エビ風の赤い衣装に身を包んだ「えびりん」、アワビの飾りが目立つ青い衣装の「あわびこ」による2人組ユニット。それぞれ鳥羽市安楽島町の現役海女・出間リカさん(51)と鈴木みゆきさん(59)が扮している。プロデュースは、同市出身の歌手、鳥羽一郎さんが担当する。
YouTubeに8日に公開されたプロモーションビデオでは、悪の組織「アカシーオ」の戦闘員「ぷかぷかプランクト〜ン」と戦う2人の姿が描かれている。アップテンポの明るい曲調で、「誰でもメロメロ 30年前までは」「お肌のたるみ どうしようもなく悩む日もあるけど」などと自虐を込めながら、鳥羽水族館やキモト真珠島といった観光スポットを舞台に地元の魅力を歌い上げる。
同市が展開するバズマーケティング(口コミ)戦略事業の一環。アニメ風の“萌えキャラクター”ではなく、実在の海女を取り上げたのには、「平均年齢60歳の海女たちが、現役で活躍する鳥羽市の特色」を伝える意図があったという。
動画の再生回数は公開6日目で3600回を突破し、担当者は「短期間でこれだけの反響は期待以上」と話す。月20日にはお台場ヴィーナスフォート(東京)でデビューイベントも開催予定で、メンバーの2人は「元気に明るく鳥羽市をPRしたい」と話している。
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