ブロッコリーとバンダイナムコグループのハピネットは11月20日、資本・業務提携に合意したと発表した。ハピネットは第三者割当増資を引き受け、ブロッコリーの筆頭株主になる。「うたの☆プリンスさまっ♪」などブロッコリーが展開するコンテンツの価値最大化や、新コンテンツの開発などを進める。
ハピネットはブロッコリーが12月9日払い込みで実施する総額40億5900万円の第三者割当増資を引き受ける。ハピネットの保有比率は25.15%になり、筆頭株主になる。これまで筆頭株主だったアニメイトは10.38%から7.77%に保有比率が下がり、2位株主になる。
ブロッコリーは今後3年間で複数の新規コンテンツ開発を計画しており、1コンテンツ当たり数億〜10億円程度の投資を見込む。提携で資金調達を図るほか、ハピネットが持つ市場調査情報をコンテンツ開発に役立てたり、ハピネットの流通プラットフォーム活用による拡販を図る。将来はブロッコリーがハピネットの物流機能を利用することも視野に入れる。
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