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Facebook、全世界の男性社員に4カ月の育休付与 同性婚でもOK
Facebookが全世界の男性社員に4カ月の育児休暇を提供。同性婚をして子どもを持った場合でも取得できる。
米Facebookは11月25日、世界中の男性社員に4カ月の育児休暇を提供すると発表した。米国の男性社員や世界中の女性社員は従来から育休を取得できていたが、新たに、米国外の社員や、同性婚をして子どもを持った場合でも、最大4カ月の育休を取得できるようにした。来年1月1日から適用する。
ローリ・ゴーラ人事担当副社長が自身のFacebookで発表した。2015年内に子供が生まれたり養子縁組したりして新たに親となり、その際に社員だった人から適用。子どもが生まれてから1年以内の任意の期間で取得できる。
ゴーラ副社長は「長い間、育児休暇は出産する母親にだけ提供されていたが、新たに赤ちゃんを迎え家族を作り上げる時、その『家族』の定義がどのようなものであっても、父親も母親もその役割は大きく、同じレベルのサポートが提供されるべきだと考えた」としている。
同社のマーク・ザッカーバーグCEOは、生まれてくる娘のために2カ月の父親産休を取ると20日に発表したばかり。
また、全米で同性婚が容認されることになった6月には、LGBTの尊厳を象徴する虹色をFacebookのユーザーアイコンに重ねて公開できる機能をリリースしている。
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