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美濃加茂市「のうりん」ポスター、イラスト差し替えへ スタンプラリーは継続
美濃加茂市観光協会は、批判を受けてアニメ「のうりん」コラボポスターのイラストを差しかえると発表した。スタンプラリー企画自体は継続する。
美濃加茂市観光協会(岐阜県)がアニメ「のうりん」とコラボしたスタンプラリー企画のポスターに批判が寄せられた問題で、同協会はポスターのイラストを差し替える方針を明らかにした。スタンプラリー自体は継続するという。
ポスターは、コラボ観光施策「みのかもまるっとスタンプラリー」をPRする目的で、同作品の女性キャラクター「良田胡蝶」をデザインしたもの。先月4日に公開したところところ、胸元を強調しているなどとして「女性を差別的に扱っている」「観光PRとして不適切」と批判する声が挙がっていた。
これを受け、同協会は29日にJR美濃太田駅前に掲示していたポスターを撤去。協力店に配布しているポスターは回収しなかったが、12月3日に臨時役員会を開いてイラストの変更を決めた。差し替えるデザインについては、アニメの制作会社と協議中としている。
ITmediaの取材に対し、同協会は「一部の方に不快な思いをさせてしまった」と述べ、同協会のWebサイト上に謝罪文を掲載する予定だという。ただ、「『のうりん』は農林業を深く扱った作品で、地元やファンからも好評なため、スタンプラリー自体は継続する」としている。
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