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Google、「Chrome 47」の脆弱性を修正
「Chrome 47.0.2526.80」ではAdobe Flash Playerを最新バージョンに更新したほか、7件のセキュリティ問題に対処した。
米Googleは12月8日、Webブラウザ「Chrome 47」の脆弱性を修正するセキュリティアップデートをWindows、Mac、Linux向けに公開した。
Googleによると、最新版の「Chrome 47.0.2526.80」ではChromeに組み込まれているAdobe Flash Playerを最新バージョンの20.0.0.228に更新したほか、7件のセキュリティ問題に対処した。
このうち外部の研究者から情報が寄せられた「拡張機能におけるタイプコンフュージョン」「Blinkにおける解放後使用」の2件については危険度「高」に分類され、それぞれ5000ドル、2000ドルの賞金が贈呈されている。
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危険度「Critical」の脆弱性を含め、危険度の高い脆弱性が多数修正された。
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