米AppleはWindows向けのQuickTimeの更新版を1月7日付で公開し、複数の深刻な脆弱性に対処したことを明らかにした。
Appleのセキュリティ情報によると、更新版の「QuickTime 7.7.9」ではメモリ破損問題など9件の脆弱性を修正した。悪用された場合、細工を施した動画ファイルを参照すると、アプリケーションが突然終了したり、任意のコードを実行されたりする恐れがある。
Windows版のQuickTimeはWindows 7とVistaに対応する。今回修正された脆弱性の多くはCisco Talosの研究者によって発見された。
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