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レシート画像から自動で仕訳 弥生、「スキャンデータ取込」に対応 スキャナ無償レンタルも
弥生が会計ソフトユーザー向けに、レシートや領収書の画像から仕訳データを自動で取り込む「スキャンデータ取込」機能の提供を始める。
弥生は1月19日、「弥生会計」「やよいの青色申告」などの会計ソフトユーザーに向け、レシートや領収書の画像データから金額を自動取得する「スキャンデータ取込」の提供を29日に始めると発表した。
外部の銀行口座やクレジットカードの入出金履歴を取り込む「YAYOI SMART CONNECT」の新機能として提供する。レシートや領収書をデジタルデータとして取り込むと、OCR処理を行い、金額や使途を仕訳データとして自動変換・反映し、記帳の手間を省く。
あんしん保守サポートの加入者とオンライン製品の利用者に対しては、「スキャナ保存制度」に基づく、法的に有用なデータにするために必要画像データの真実性を担保するタイムスタンプ機能も無償で提供する。
スモールビジネスや起業家の「ペーパーレス経理」支援策として、スキャナの無償レンタルキャンペーンもスタート。モバイルスキャナ「ScanSnap」を販売するPFU、オリックス・レンテックと協業し、個人や法人に最大5年間スキャナを貸し出す。
EvernoteやDropbox、Sansan、筆まめ、スキャンマンと連携し、有料会員プランの無償利用、割引価格での利用――などの特典も用意する。
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