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もう対面の人とぶつからない? 遠近法を利用した横断歩道デザイン:寄り道テック
対面から来た人とぶつかりにくい横断歩道のデザインを台湾の大学が公開している。遠近法を利用し、歩行者が自然と左右に分散するようになっているという。
混雑した横断歩道を歩いていると、対面から来た人とぶつかってしまうことがある。そんな街中のトラブルを解決しそうなのが、台湾の台北科技大学が公開している「Double Triangle Crosswalk」と題した横断歩道のデザインだ。
通常の横断歩道を、対角線を境界にして左右に分割。2つの方向から歩いてきた人が、それぞれの三角形のゾーンを歩くように設計している。遠近法による錯覚で、前に進むほど道が細くなっていくように見えるため、歩行者が自然と左右に分散するようになっているという。
現時点ではデザインコンセプトに過ぎないが、仮に渋谷駅前のスクランブル交差点などに導入されれば、多数の歩行者が「マスゲーム」のように横断歩道を美しく流れていく――そんな新しい観光スポットになる日も来るかもしれない。
寄り道テック
IT・ネットの最新事情を日々追いかけている編集部が少しだけ“寄り道”。記者がいま気になっているテクノロジーのあれやこれやを独断で紹介します。
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