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AppBank「反社会的勢力と関わってきた事実はない」 コメント発表
AppBankの元役員による横領事件で、同社は「反社会的勢力と関わってきた事実は一切ない」というコメントを発表。
AppBankの元役員による横領事件で、同社は2月8日、「反社会的勢力と関わってきた事実は一切ない」というコメントを発表した。元役員が、暴力団関係者の可能性がある人物と接触があったと一部で指摘されたのを受けたもので、「弊社の名誉ないし信用を毀損する記事ないし発言に対しては毅然たる法的措置を検討する」という。
横領をめぐっては、2月6日に山本一郎さんが「Yahoo!ニュース個人」に掲載した記事で、元役員が横領金の使途について「恐喝」と説明していることについて言及。元役員の上申書には、暴力団関係者とみられる人物が元役員を恐喝していたことが記されていたとし、こうした事実が放置されているのは不自然だと指摘している。
AppBankはこれに対し、反社会的勢力との関連は「一切ない」と否定。「調査報告書の内容を真摯に受けとめ再発防止に厳に務める」としている。
記事に対しては「真実に基づかない多数の憶測を招くに至っている」として、「関係者に誤解を与えるのみならず、弊社の名誉ないし信用を毀損する記事ないし発言」に対し法的措置を検討する、という。
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