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スマホ48台で360度球体ディスプレイ “3D金魚”が泳ぐ技術、NTTと東北大ニコニコ超会議2016

スマホ48台を円形に配置し、透明な球体ディスプレイに360度の立体映像を映し出す――そんな技術をNTTが「ニコニコ超会議2016」で公開している。

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 スマートフォン48台を円形に配置し、透明な球体に360度の立体映像を投影する――「ぐるりと360度球体ディスプレイ」を、NTTが「ニコニコ超会議2016」(4月29〜30日、千葉・幕張メッセ)で公開している。透明な水槽の中を泳ぐ金魚の姿を、どの方向からも観察できる。

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48台のスマートフォンを円形に配置
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中央の球体に金魚の3D映像を投影

 スマホのディスプレイごとに、別の角度から見た金魚の映像を表示。2台のスマホを1組とし、同じ角度で明暗が異なる2つの映像を作り、ハーフミラーレンズを通すことで立体感を出した。全24組のスマホから別角度の映像を投影し、中央の球体に360度の立体像が浮かび上がる仕組みだ。

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2台のスマホを1組とし、間にハーフミラーレンズを挟んでいる
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全24組のスマホから別角度の映像を映し出す

 東北大学大学院との共同プロジェクト。同社の3D映像技術を活用し、いずれはスクリーンのない透明な空間に、360度全周囲から見える映像を映すことを目指すという。

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