東京ディズニーシー「ストームライダー」が終了 「15年間ありがとう」別れ惜しむ声
東京ディズニーシーのアトラクション「ストームライダー」がサービスを終了。ネット上には「15年間ありがとう」など別れを惜しむ声が上がっている。
東京ディズニーシーのアトラクション「ストームライダー」が5月16日、サービスを終了する。2017年の新アトラクション導入に伴うもので、ネット上では「15年間ありがとう」「本当に寂しい」など終了を惜しむ声が上がっている。
01年の開園当初から運営しているアトラクション。スクリーンの映像に合わせて座席が動き、空を飛んでいるかのような気分を楽しめる。史上最大の嵐を消滅させるミッションに参加する――というストーリーで人気を集めた。
同園は昨年5月、映画「ファインディング・ニモ」を題材にした新アトラクションを17年に導入すると発表。それに伴い、ストームライダーの終了を決定した。ネット上では反対の署名運動が起きるなど、存続を望む声が上がった。
16日午後6時現在、最後のフライトを楽しもうと220分待ちの行列ができているようだ。Twitterでは「今までお疲れ様でした」「最後だと思うと涙が出てきました」など別れを惜しむツイートが相次ぎ、「ストームライダー」がトレンドに入った。当日の優先搭乗券(ファストパス)が発行終了となる瞬間を収めた動画も複数投稿され、悲鳴と拍手が混ざった園内の様子も話題となっている。
同アトラクションの登場人物、キャプテン・デイビスの声を演じた磯部弘さんは、自身のブログで「ストームライダーとキャプテン・デイビスが、本当にたくさんの皆様から愛されていたんだなとつくづく感じております」とコメント。「キャプテン・デイビスは、僕の心の中に生き続けているので!」と締めくくっている。
キャプテン・デイビスのコメント(磯部弘さんのブログより)
「みんな!長い間応援してくれてありがとう。15年間無事任務を遂行出来たのも皆んなのお陰だよ。ストームをやっつけてベースに帰還後、拍手をしてくれたのは嬉しかったぜ。言っとくが、おやつのピーナッツだけは忘れるなよ〜。エネルギー補給は大切だからな。じゃぁな、また何処かで会おうぜぃ!」
関連記事
- 東京ディズニーリゾート、3年連続でチケット値上げ 1日券は500円アップ
東京ディズニーランド、東京ディズニーシーのチケット価格が4月から改定。1日入場券の大人料金は500円の値上げとなる。 - オリエンタルランド、10年で5000億円投資へ ディズニーシーに“アナ雪”テーマの新エリア
オリエンタルランドの最終益は過去最高。今期以降、ランド・シーともにエリアを拡張し、今後10年で5000億円規模の投資を行う。 - 東京ディズニーランドに「ビビディ・バビディ・ブティック」 お絵描き教室「ドローイングクラス」は終了
東京ディズニーランドにビューティーサロン「ビビディ・バビディ・ブティック」が17年春オープン。 - アナ雪効果も絶大 東京ディズニーランド・シー 14年度も入園者過去最高
東京ディズニーランド、シーの合計入園者数が3137万7000人と過去最高を記録した。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.