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やわらかタッチパッドをなでて押して演奏 電子楽器「CMG」、製品化資金募る
3Dタッチパッドをなでたり押したりして演奏する電子楽器「The Cell MUSIC GEAR」が製品化資金を募っている。
3Dタッチパッドをなでて演奏する電子楽器「The Cell MUSIC GEAR」(CMG)がクラウドファンディングサイト「Makuake」で製品化に向けた資金を募っている。実機が手に入る支援コースは2万8000円から。出荷は9月を予定している。
楽器デザイナーの中西宣人さんと、東大発ベンチャーのタッチサイエンスが共同開発。圧力を感知する柔軟触覚センサを16個内蔵したパッドの表面を、指でなぞる、たたく、手のひらで全面を押す――などのアクションで音をコントロールする。
PCに接続し、作曲・演奏ソフトと連携したMIDIコントローラーとして使用する。楽曲制作だけでなく、ギターやシンセサイザーのエフェクター、DJプレイのコントローラーとしても利用できる。
センサー出力の利用方法やLEDの点灯パターンをプログラミングし、オリジナルの音楽機材にカスタマイズすることも可能だ。10月1日から開発キットを配布する。
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