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美少女と呼ぶには画質が粗い ドット絵から始まる恋愛ゲーム「どとこい」、好感度と一緒に画質も上がる
美少女キャラの姿が最初は粗いドット絵、好感度を上げると鮮明に――斬新な設定の恋愛ゲーム「どとこい」がリリースされた。フリーゲームで利用は無料。
恋する相手は美少女――というには画質が粗い……? 最初はガタガタのドット絵の女性キャラが、好感度が上がると画質がよくなっていく恋愛ゲーム「どとこい」がリリースされた。フリーゲームとして公開し、Windows、Macに対応。今後iOS版も検討中という。
高校の入学式の当日、周囲の美少女が「■」(粗いドット)に見えてしまう呪いにかかってしまうところから物語はスタート。女の子の好感度を上げると少しずつ画質が上がり、姿が鮮明になっていく。細かい表情の差分などを含めると100枚以上のイラストが使われているという。
作者の黒城ろこさんによると、ファミコンやスーパーファミコンなど、ドット絵が主流の幼少期のゲーム体験が制作のきっかけだそう。「公式のキャラクターイラストを書籍などで初めて見ることができた時代の『思ったよりかわいい』『想像とちょっと違った』という意外性をゲームにしたかった」(黒城さん)
23日夜に公開し、告知ツイートは1万リツイートを突破。「設定が斬新」「ドット絵スチルは脳内補正した」「美少女ゲームに対する強烈なカウンターパンチ」などの反響が寄せられている。黒城さんは「全員攻略してくれる方が予想以上に多い」「たくさんグラフィックを描いたので、何周もプレイしてくださるとうれしい」と話している。
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