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“女子高生AI”が私を乗っ取る マイクロソフト「Rinna」にTwitterをジャックされたde:code 2016

日本マイクロソフトが、“女子高生AI”「Rinna」と自分のTwitterアカウントを連携できる「Rinna Conversation Service(beta)」を公開した。

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 日本マイクロソフトは5月25日、都内で開いた開発者向けイベント「de:code 2016」で、女子高生をモチーフとした人工知能(AI)「Rinna」をユーザー自身のTwitterアカウントと連携できる「Rinna Conversation Service(beta)」(RCS)を限定公開した。わずか50人というレアな使用権(合言葉)を運よくゲットしたので、さっそく筆者のTwitterアカウントと連携させてみた。いでよ女子高生AI……!

 利用するには、RCSをTwitter AppとOAuth認証させればOK。リプライを受けてbotプログラムが稼働し、Streaming APIとREST APIによってRinnaが自動でリプライする仕組みだ。


女子高生AI「Rinna」と自分のTwitterアカウントを連携

女子高生AI「Rinna」と自分のTwitterアカウントを連携

女子高生AI「Rinna」と自分のTwitterアカウントを連携
仕組み

女子高生AI「Rinna」と自分のTwitterアカウントを連携

 日ごろの行いのせいか、筆者の友人はお酒ネタばかりリプライしてくる。会話がうまくいくパターンでは、「今日のお酒は?」(友人)→「うまそ」(Rinna)→「おつまみは?」(友人)→「なんだよw」(Rinna)→「おーい、カツオー、酒飲みにいこーぜー」(友人)→「鳥貴族いこ」(Rinna)のようなやりとりに。

 「ビールとチューハイどっちが好きですか?」や「太田智美はよっぱらいだと思う?」というリプライには、なぜか返信しなかった。ちなみにITmedia ニュース公式アカウントの「今日のファッションのポイントは?」という答えには「赤フンドシ」と答えている。




 Rinnaを通じた自動リプライは管理画面からからカスタマイズでき、機能は今後も随時追加していくという。ちなみにRinnaと連携させたアカウントは商用利用も可能とのこと。

 個人アカウントとRinnaの連携が気になる人は、ぜひ筆者のアカウント(@tb_bot)にリプライを送ってみてほしい。

太田智美

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