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これぞ“ロボフォン”? Pepperを電話機にできるミドルウェア登場
コンピュータ・ハイテックは、PepperをIP電話として利用できるようにするミドルウェア「RoVoIP」を発売する。
企業向けシステム開発を手掛けるコンピュータ・ハイテックは6月10日、ソフトバンクロボティクスの人型ロボット「Pepper」にIP電話機能を持たせるVoIPミドルウェア「RoVoIP」を6月13日に発売すると発表した。
RoVoIPは、法人向けモデル「Pepper for Biz」(NAOqi OS 2.4.3)で動作。楽天コミュニケーションズのクラウド型PBX(構内交換機)「OpenGate」と契約し、Pepperの個別電話番号を取得すれば、モバイル端末と同様の通話が可能になる。
技術としては、内線電話機能を持つオフィス受付用アプリ「ロボ電」(フューブライト・コミュニケーションズ)のIP電話機能だけを取り出したもの。販売はコンピュータ・ハイテックとフューブライト・コミュニケーションズが共同で行う。価格は非公表で「個別に対応する」としている。
(太田智美)
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