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スマホでATM入出金 セブン銀が来春から まずじぶん銀向けに
キャッシュカードを使わずスマートフォンを使ってATMに入出金できるサービスを、セブン銀行が提携行のユーザー向けに提供する。まずじぶん銀行向けに来春からスタート。
セブン銀行は6月20日、キャッシュカードを使わずスマートフォンを使ってATMに入出金できるサービスを、提携行のユーザー向けに提供すると発表した。まずじぶん銀行向けに来春から提供。ほかの提携先も活用を検討しており、今後、導入企業が拡大するという。
全国に2万2000台以上あるすべてのセブン銀ATMで来春から、じぶん銀行の入出金が可能になる。銀行取引アプリから利用でき、特別なアプリや利用登録など不要だ。ICカード利用時と同水準のセキュリティを確保したという。iOS/Androidに対応する。
ATMから出金する場合の操作は、(1)銀行取引アプリを起動し、「ATMボタン」をタップ、(2)出金する金額を選ぶと、カメラが起動、(3)ATMの「取引開始」ボタンを押し、ATM画面に表示されたQRコードをカメラで撮影、(4)スマートフォンに番号と暗証番号が表示、(5)番号と暗証番号をATMに入力する、(5)ATMから出金された紙幣を受け取る――という流れだ。
スマートフォンを活用したATM取引は、国内でも自社ユーザー向けに提供している例があるが、提携先のユーザーに開放するのは同社が国内初という。
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