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Apple、Thunderbolt Displayのディスコンを認める──ディスプレイ市場から撤退か
うわさされていた「Apple Thunderbolt Display」の販売終了を、Appleが正式に認めた。「Macユーザーには素晴らしいサードパーティー製ディスプレイがある」としており、ディスプレイ市場から撤退するのかもしれない。
米Appleは6月23日(現地時間)、2011年に発売した「Thunderbolt Display」の販売を終了すると、米TechCrunchをはじめとする複数のメディアに対して語った。
メディアに対する声明文は「われわれはApple Thunderbolt Displayの製造販売を終了する。現在の在庫がなくなるまで、Apple.comやApple Store、Apple製品取扱店で購入できる。Macユーザーにとっては、多数の素晴らしいサードパーティー製ディスプレイがある」となっている。
これが、新しいオリジナルディスプレイの登場を意味するのかどうかは不明だ。AppleがVR/AR時代に適応するGPU搭載のRetinaディスプレイを発売するのではないかといううわさもある。だが、声明文の最後(Macユーザーにとっては、多数の素晴らしいサードパーティー製ディスプレイがある)を見ると、ディスプレイ市場からの撤退の可能性が高そうだ。
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