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やせいの偽「Pokemon GO」があらわれた! 公式アプリ出るまで待って――McAfeeが注意喚起

「Pokemon GO」の海外配信が始まり、人気を集めている。アプリ共有サイトで非公式にゲットした日本のユーザーもいるかもしれないが、そのアプリにはマルウェアがひそんでいる可能性がある。

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 「ポケットモンスター」シリーズのスマートフォンゲーム「Pokemon GO」の配信が米国など海外で始まり、人気を集めている。日本ではまだ配信されていないため、いち早く遊んでみたいと、非公式のアプリ共有サイトでゲットした人もいるかもしれない。

 だが、そのアプリにはマルウェアがひそんでいる可能性がある――米Intelのセキュリティー部門McAfeeがこのほど、ブログで注意喚起し、公式アプリを利用できるようになる待つよう呼び掛けた。

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 Pokemon GOの海外配信がスタートした翌7月7日、Androidアプリの非公式ファイル共有サイト「APKMirror」で、マルウェア入りアプリを発見したという。APKMirrorは、世界中のAndroidユーザーが、自分の端末にダウンロードしたAndroidアプリのAPKファイルをアップロード・共有できるサイトで、海外で先行して配信された最新版のアプリを試したいユーザーから人気を集めている。

 偽のPokemon GOは、正規のアプリに悪意あるコードを埋め込んだもので、インストール時や起動時に、SMSの送信・閲覧などゲームと無関係なアクセス権限を要求。デバイス起動時などに、SMSや電話帳、位置情報などを盗む悪質なサービス「Controller」がバックグラウンドで動くようになっており、起動情報や端末のスリープ情報をトルコのサーバに定期的に通知していたという。

 ブログでは「評判の良いサイトでも非公式サイト、特にファイル共有サイトは、マルウェアの感染リスクは高い」と指摘。あなたの地域で公式アプリが利用できるようになるまで、もうしばらく待って」と注意喚起している。

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