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スマートフォン向けアプリ「Pokemon GO」の配信が、米国など海外の一部でスタートしました。湖や海の近くを歩くと、「みずタイプ」のポケモンが実際の風景に重なって登場する――など、位置情報と連携したAR(拡張現実)活用のゲームです。日本版も「近日公開!」とのことで、もう間もなく遊べるようになるかも。
Pokemon GOのリリースを目前に、僕は中学生頃に見たアニメ「電脳コイル」(2007年、NHK教育テレビ)を見返すことに。ウェアラブル端末「電脳メガネ」が普及した近未来を舞台に、子どもたちが冒険を繰り広げます。電脳メガネをかけると、実際にはいない「電脳ペット」が現実世界に登場する――そんな場面が作中によく出てきますが、これはPokemon GOのシステムに近い気がします。
物語の終盤、とある理由から、主人公の電脳メガネを母親が取り上げるシーンがあります。電脳メガネを使った経験がない母親は「(電脳メガネをかけなくても実際に)触れるものが、あったかいものが、信じられるものなの」「メガネの世界はそれがないでしょう?」「“メガネ”はもうおしまい」と主人公を諭しますが……。果たして、電脳メガネ越しに見えるものは「信じられないもの」なのでしょうか。
この先、Pokemon GOのような“AR世界”が当たり前になっていくとしたら、子どもが見ている世界を「信じられないもの」と一蹴する親が出てくるとしたら……。何を信じればよいのか、少しネガティブな気持ちになりました。
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