イベント開催の案内や参加者管理などを行う「Doorkeeper」は7月25日、基本無料だったイベント主催者向け機能を有料に変更すると発表した。9月1日以降は有料プランでしか利用できなくなる。
Doorkeeperは、新規イベントの設定や公開、メッセージのやり取り、前払いチケットの販売などを行えるWebサービス。前払いチケット販売機能は従来から有料だったが、これまで無料で使えていたイベント公開やメッセージ機能も9月以降は有料でしか使えなくなる。
新料金プランは、一度に同時に公開できる開催予定イベント数が上限5回までのスターター(1500円)、15回までのプロ(4000円)、50回までのプラス(8000円)、200回までのビジネス(1万6000円)の4種類(いずれも税別の月額料金)。
Doorkeeperの共同設立者のポール・マクマホン代表は、今回の改定について「間接的な方法でなんとか収益を上げられる方法がないか、何通りものアイディアを検討した」としつつ、「間接的な方法で収益を上げることができないなら、僕たちに残された方法は1つ。Doorkeeperの直接のお客様であるイベント主催者にご利用料をお支払いいただくことでした」と述べている。
(太田智美)
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