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初乗り1キロ410円のタクシー、都内で実証実験 国交省、短距離利用の需要探る
国土交通省が、初乗り運賃が410円のタクシーを8月5日から約1カ月間、東京都の一部の乗り場で試験的に導入すると発表した。
国土交通省は7月26日、初乗り運賃が410円のタクシーを8月5日から約1カ月間、東京都の一部の乗り場で試験的に導入すると発表した。タクシーの短距離利用の拡大に向け、どれほど需要があるかを確認するという。
初乗り運賃を1.059キロまで410円とし、以降は237メートルごとに80円ずつ運賃が加算される。現在の初乗り運賃(2キロまで730円)と比べると、距離が約半分となる一方、320円引き下げる。
実証実験では、事業者23社から40台を選ぶ。流し営業は行わず、新橋駅東口、浅草駅前、新宿駅東口、東大病院前の4カ所のタクシー乗り場で利用できる。対象の車両には「初乗り410円」「実証実験」などのステッカーを貼る。利用者へのアンケートも行い、タクシー利用の実態や感想を調査するという。
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