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紀伊国屋書店、新宿本店を改装 在庫10%増、イベント増強 新宿南店は和書撤退
紀伊国屋書店は新宿本店を改装し、売場面積と陳列スペースを拡張する。新宿南店は和書から撤退する。
紀伊国屋書店は8月1日、JR新宿東口方面の大型書店・新宿本店(新宿区新宿)を改装し、売場面積と陳列スペースを拡張すると発表した。在庫を約10%・10万冊増強し、25日にリニューアルオープンする。リニューアル作業中も営業は続ける。
新たに、日本を紹介する外国語書籍などを集めた「Books on Japan」コーナーを1階に設け、訪日外国人客も誘客。ブックトークやセミナー、サイン会などのイベント開催回数を大幅に増やすほか、一般読者による書評合戦「ビブリオバトル」も定期的に開催する。
新宿本店と並んで新宿エリアの大型書店だった新宿南店(渋谷区千駄ヶ谷)は、現在の6フロア(1〜6階)のうち、6階のみ残してほかは撤退する。6階は洋書専門店「Books Kinokuniya Tokyo」として9日にリニューアルオープン、10日にグランドオープンする予定。7階の「紀伊國屋サザンシアター」は従来通り、劇場として維持する。
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