楽天オークションは8月4日、同社が運営するネットオークション「楽天オークション」を10月31日で終了すると発表した。代替サービスとして、フリマアプリ「ラクマ」や「楽天市場」の利用を促している。
新規出品者・新規ショップの登録を8月4日に停止し、新規出品は9月1日で締め切る。9月15日には新規取引(入札・落札)を停止し、取引の完了期限は10月15日としている。10月31日を取引代金の最終出金日としてサービスを終え、2017年3月10日に取引履歴の閲覧もできなくなる。
同サービスは、2005年に楽天とNTTドコモが共同設立した子会社・楽天オークションが運営。国内ではヤフオク!に次ぐ規模のネットオークションサイト。だが16年2月時点で、フリマアプリ「ラクマ」の流通総額が楽天オークションを上回り、ラクマへ移行する方針を明らかにしていた。
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