台風7号が関東に近づいています。昼すぎから雨が降り出し、夕方以降は雨や風が強まり、荒れてくるでしょう。ピークは明日8月17日の朝までです。台風の備えは早めにしておきましょう。
関東は今夜から明日の朝 大荒れ
台風7号は8月16日午前6時に、八丈島の南東約370キロにあり、時速25キロで北西に進んでいます。中心気圧は985ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は23メートル、最大瞬間風速は35メートルとなっています。
この後は、伊豆諸島の東を北上し、関東甲信地方に最も接近する時間帯は、今夜から明日17日の朝にかけてとなる見込みです。
台風中心の北側に雨雲が広がっているため、台風が近づく前から雨が降りだしそうです。関東地方では、夕方から明日の朝にかけて、雷を伴った激しい雨が降り、局地的には滝のようにゴーゴーと降る所もあるでしょう。次第に風も強まってきますので、夜は傘が役に立たないかもしれません。レインコートやレインブーツを活用するなどしてください。
また、強風の影響で電車が止まるなど交通機関への影響も考えられます。今夜はできるだけ早めに帰宅するとよさそうです。
17日午前6時までの24時間に予想される雨量は多い所で、関東地方は250ミリ、伊豆諸島は100ミリの見込みです。わずか1日から2日で、8月の1カ月に降る雨の総雨量(平年値)を超える所もありそうです。大雨による低い土地の浸水、河川の増水や氾濫、土砂災害に警戒・注意をしてください。
関連リンク
Copyright (C) 日本気象協会 All Rights Reserved.