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まぐまぐ、コンテンツプラットフォーム「mine」開始 まずは著名人や人気テレビ番組のコンテンツを配信
メールマガジンサービス大手のまぐまぐが、クリエイターが単発でコンテンツを配信できるプラットフォーム「mine」をオープンした。
メールマガジンサービスなどを提供するまぐまぐは9月1日、文章や画像、音楽、映像を使ってコンテンツを作成し、無料もしくは有料で配信できるコンテンツプラットフォーム「mine」(マイン)を開始した。
事前審査した作家や専門家など、特定の分野で深い情報や知識を持ったクリエイターがコンテンツを作成して投稿できる。配信したコンテンツはまぐまぐが運営するニュースサイト上でも露出することで、新たな読者を開拓できるのが特徴。
作成したコンテンツは有料の場合、1記事単位で50円から販売可能。サービス開始時点では椎名誠さん、石田衣良さん、中村修二さん、伊藤洋一さん、テレビ東京(カンブリア宮殿)のほか、十数名の著名なクリエイターが参加する。
クリエイターから寄せられていた「継続的なメールマガジンではなく、単発でコンテンツを配信したい」「試しに1記事だけ配信して読者の反応を見たい」といった声に応えたという。読者は購入済みの記事を組み合わせて編集することで、オリジナルコンテンツとして販売することもできる。
10月にはiOSとAndroidに対応する読者向けアプリ、年内には月額課金や特定分野に絞った記事まとめの仕組みを提供する。コンテンツ配信を一般ユーザーにも今後解放する可能性もあるという。
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