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ペンで粘土をこねるように3Dモデリング ワコム、ペンタブ「Intuos 3D」発売
ペンで3Dモデルを描ける画像処理ソフト「ZbrushCore」を付属したペンタブレット「Intuos 3D」をワコムが発売する。
ワコムは9月7日、ペンタブレットの新製品「Intuos 3D」を10月14日に発売すると発表した。ペンで3Dモデルを描ける画像処理ソフト「ZbrushCore」(米Pixologic製)を付属する。1万9800円(税別)。
映画やゲームの制作現場で使われている画像処理ソフト「ZBrush」を基に開発した「ZbrushCore」(ダウンロード版)を付属。直感的なペン操作で、ベースとなる球体を粘土のようにこねて3Dモデルを作れるという。
ペン入力は電磁誘導方式を採用し、1024レベルの筆圧検知に対応。読み取り可能領域は216(幅)×135(奥行き)ミリで、本体の重さは約480グラム。カラーはブラックのみ。3Dプリントサービス「DMM.make 3D PRINT」の造形割引クーポンも付属する。
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