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「君の名は。」製作委員会が「聖地巡礼」に注意喚起 「節度ある行動を」
アニメ映画「君の名は。」の製作委員会が、“聖地巡礼”をしているファンに節度ある行動とマナーを心掛けるよう注意喚起。近隣住民から苦情があったという。
新海誠監督のアニメ映画「君の名は。」の製作委員会は9月9日、劇中に登場するゆかりの場所を巡る、いわゆる「聖地巡礼」をしているファンに対し、節度のある行動とマナーを十分心掛けるよう注意を呼び掛けるコメントを発表した。「近隣の方々より騒音や早朝深夜の訪問への苦情があった」という。
「君の名は。」は、高校生の男女が夢の中で入れ替わり、徐々にひかれ合っていく――というストーリー。ネット上では、ヒロインの三葉(みつは)が暮らす架空の町「糸守」のモデルになった岐阜県飛騨市が「聖地」とされ、ファンが殺到。飛騨市図書館が「事前に許可申請をする」などの条件付きで、館内での写真撮影とSNSへの投稿を認めるなど、聖地巡礼を歓迎する動きもある。
一方、製作委員会は公式サイトで「多くのファンの皆様にお越しいただいておりますが」と前置きした上で、近隣住民から苦情があったことを報告。「関連場所への訪問を予定されている皆様は、節度のある行動、マナーに十分心掛けていただきますようお願い申し上げます」と呼び掛けている。
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