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「嵐」のチケット転売容疑で女を逮捕 古物営業法違反の疑い
「嵐」のコンサートチケットをネット上で無許可で転売したとして、25歳の女が古物営業法違反(無許可営業)の疑いで逮捕された。
アイドルグループ「嵐」のコンサートチケットを無許可でネット上で転売したとして、北海道警は9月14日、香川県のブリーダーの女(25)を、古物営業法違反(無許可営業)の疑いで逮捕した。女は容疑を認めているという。
調べによると女は昨年11〜12月、「嵐」のチケット5枚をネット上に出品し、札幌市の女性ら3人に約7万円で転売した疑い。女は2年前からチケット約300枚を転売し、計約1000万円を売り上げていたとみられ、警察が調べを進めている。
チケットの転売をめぐっては8月下旬、音楽関連4団体が、嵐やMr.Childrenなど100組以上の邦楽アーティストの賛同を得て、高額転売に反対する共同声明を新聞やWebサイトに発表している。
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