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漫画「トリコ」の「オートファジー」登場回を無料公開 大隅教授ノーベル賞受賞記念
「オートファジー」の研究で東工大の大隅教授にノーベル賞の授与が決まったことを受け、集英社は5日から、少年ジャンプ連載漫画「トリコ」のオートファジーが登場話3話分を無料公開した。
「オートファジー」(自食作用)の研究で東京工業大の大隅良典栄誉教授にノーベル医学・生理学賞の授与が決まったことを受け、集英社は10月5日から、「週刊少年ジャンプ」連載漫画「トリコ」(島袋光年作)にオートファジーが登場する回3話分を無料公開している。12日までの1週間限定。アプリ「少年ジャンプ+」かWebで読める。
オートファジーは、細胞内のタンパク質を“リサイクル”する仕組み。「トリコ」では7年前に掲載された第48〜50話で、飢餓状態に陥ったトリコの体内でオートファジーが発動する――というストーリーでに登場しており、「学者が認める正確な解説が読める」としている。
少年ジャンプ+ではこのほかにも、作品のユニークな無料公開の試みが行われていおり、10月6日には、Twitterで指定のハッシュタグをつけて「ハイキュー!!」の応援コメントをつぶやくと、ツイート数に応じてハイキュー!!のエピソードが公開されるという取り組みを行っている。
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