日立マクセルは10月6日、1972年に発売したカセットテープ「UD」のデザインを復刻した製品を、11月25日から数量限定で発売すると発表した。10分、46分、60分、90分の4種類で、オープン価格。
マクセルは66年に国内で初めてカセットテープを製品化し、今年で50周年を迎えた。復刻版は日本製で、ブラックのカセットハーフを採用した。デザインのみの復刻で、中身は現行の「UR」グレード相当という。
カセットテープになじみ深い世代にはノスタルジーを、若い世代には新鮮さが感じられる製品として発売する。同社によるとカセットテープは近年、アナログレコードとともに見直されており、カセットテープで新曲をリリースするアーティストが増えているほか、車載用などのカセットデッキ発売などの動きがあるという。
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