ニュース
NHKが「見逃し配信」実験 11月から1万人限定で
NHKは、総合テレビとEテレの番組をネットで同時配信する実験と、放送終了直後から最長1週間試聴できる見逃し配信の実験を、11月〜12月に行う。
NHKは10月6日、総合テレビとEテレの番組をネットで同時配信する実験と、放送終了直後から最長1週間試聴できる見逃し配信の実験を、11月〜12月に行うと発表した。1万人限定で参加者を募り、同時配信や見逃し配信のニーズを探る。
同時配信は11月28日〜12月28日の午前7時〜午後11時までの1日16時間以内、総合テレビ・Eテレの首都圏4都県向け番組で実施。字幕放送や副音声、マルチ編成(複数の番組の同時提供)にも対応する。
同時配信した番組のうち権利処理ができた番組について、配信直後1週間、スマートフォンアプリやWebサイトを通じて見逃し配信を行い、見逃し視聴の動向も検証する。
参加者は1万人以内を予定しており、うち3000人は11月1日からネットで一般公募。調査会社を通じて6500人を募る。
NHKは「NHKオンデマンド」で有料で見逃し配信を提供しているが、今回は人数を限定し、検証に特化して無料で行う。試聴ニーズや配信システム、権利処理の運用状況の確認する。
関連記事
- NHK、朝ドラ「あさが来た」の初週6話を無料配信 期間限定で
NHKは朝ドラ「あさが来た」の第1週・6話分を、NHKオンデマンドで期間限定で無料配信する。 - NHKオンデマンド値下げ 「見逃し見放題」月額945円に
NHKオンデマンドの「見逃し見放題パック」が月額1470円から同945円に値下げ。課金会員を増やす狙い。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.